先日、理事の谷岡が委員を務めております京都大学ips細胞研究所倫理委員会の講習と委員会に参加させて頂きました。
素人では分かりづらいですが、細胞って個人情報のかたまりで、取り扱いには厳重な注意が必要になるようです。
これからますます個々の遺伝子や細胞、染色体レベルでの研究が飛躍的に進歩すると思いますが、それと同時に高い意識レベルの倫理も問われる事になります。
例えば、これから先はスタンダードになると思われる海外との共同研究も、どちらの倫理基準に合わせるか?
メインの研究が海外で進んでいるけど、倫理面で考えた時にはどうか?
厳しい基準に合わせるのが無難なのでしょうけど・・・
ただ、それが研究の負担になり過ぎるのもどうかと思うので、ある程度柔軟に対応出来ればいいんですけど、その線引きは難しいですね。