以前、PADMさんのシンポジウムでご講演されていました、ファーマ・マーケティング・コンサルタントの井上良一さんに新薬開発の世界の動向、日本の動向をご教授頂きました!
井上さんは希少疾患の新薬開発の必要性や、今後の課題そして希少疾患に取り組む事の企業としてのメリット等を様々なデータをもとに各方面で積極的に示し、執筆活動も行い本も出版されておられ、非常に説得力のあるお話をされておられる方です。
今までは、希少疾患に製薬企業が積極的に取り組む事は少なかったのですが、2011年FDA承認新規成分薬の40%をオーファンドラッグ(希少疾患薬)が占める状況で、2010年から比べると10%も承認が飛躍的に増えるとの事で今後の治療研究にも期待が持てそうです。
そのような製薬企業の取り組みが少しづつ変化し始めている近年おいて、患者団体の在り方も変化する、変化しなくてはいけない時代に来ている中で、もっと積極的に企業にも、アカデミアにも治療薬の開発の要求を訴えて行くべきだと提言されておりました。
井上さんとのお話を通じて、私達支援機構の方向性は改めて険しい道ではありますが、間違いではないと再認識する事が出来ましたし、今後の私達が取るべき行動のヒントも頂きました!
ご教授頂き有難う御座いました
私達は研究者でも、
製薬企業の社員でもなく、
政治家でもなく、大富豪でもなく、
何も持ってないかも知れませんが、誰にも負けない
「レット症候群の未来の為に」
という熱い思いだけは持っているはずです。
この思いを私達が諦めずに伝えて行く事で、少しずつですが周りには思いを形にする事が出来る人達が不思議と集まってくれて来ていると思います。
すでに小さな奇跡は起こっているのかも知れません・・・
その積み重ねがやがて
大きな奇跡
になると信じで私達は活動をこれからも続けて行きす!!