先日、研究班の方と来年度以降の補助金が終了した場合の影響についてやり取りさせて頂き、下記の回答をもらいました。(赤文字部分)
補助金が終了すれば、当然のことながらレット症候群に関する我々のいままでの研究が継続できない、ということと、今回のようなシンポジウムを開いて勉強する、情報発信する、といったことができなくなります。日本の研究が遅れることは必至です。別のかたちででも獲得しないといけないと思いますが、全くの未知数です。
(中略)
最近の世界的な研究の動向と治療に向けた取組みは重要な情報発信だと思っています。つい最近、国内でIGF-1を扱っている製薬会社をみつけたので、治験に向けて交渉をはじめます。せめて、アメリカレベルのことはしたいと思っています。
補助金が終了した後はどの様なスピード、規模で研究が進むのか?
残念ながら、全く先が見えていないです。
でも、研究されている先生は今出来る事を日々地道に活動されています!
私達にも、私達にしか出来ない、今しか出来ない事があるはずだと思います。
先が見えない不安はありますが、見えないなら自分達で光を創るしかないと思います。
アンパンマンのやなせたかしさんの詩にこんな詩があります。
「絶望のとなり」 ←ぜひ、見て下さい。
私はこの詩で勇気をもらいました。